まるで妖精の国 プリトヴィツェ湖群国立公園

妖精が出てきそうな美しいこの湖は、クロアチアの国立公園の一つで、

世界自然遺産に登録されています。

大小合わせて16の湖と92ヶ所の滝があります。

この湖はバクテリア、藻、コケの作り出した石灰華が

少しずつ積もっていき、自然のダムが完成しました。

現在も1年に1cmずつダムの高さが高くなっています。

歴史

かつてのユーゴスラビア時代ではハネムーンにこの場を選ぶほど、

幻想的な美しさが知られており、

ヨーロッパ中から観光客が訪れていました。

一度はユーゴ内戦の戦場になった過去があり、

一時的に危機遺産に登録されましたが、

現在はまた自然遺産に登録されています。

観光

湖は透明度が高く、泳いでいる魚の模様まで見ることができます。

湖は太陽の光によって、深い青から水色、エメラルドグリーンに

変化するため、1日を通してその様子を楽しむことができます。

公園には92ヶ所の滝が存在しています。

落差があまりないものから、最大落差78mという

大きい滝まで見ることができます。

湖の周りではハイキングでこの周りをゆっくりと歩いたり、

サイクリングもあるので、大自然の中で爽やかな風を感じることもできます。

ボートや遊覧船もあるので、ゆったりと湖の中心で透明感のある、

湖を眺めることもできます。

湖の観光で一番人気なのは夏になっています。

夏は湖の透明感のある水色と青々とした植物の

コントラストがとても美しく爽やかさがあります。

夏はベストシーズンであり、人気も高くなっています。

実はこの湖は紅葉スポットとしても有名であり、

赤や黄色に色づいた植物とエメラルドグリーンに染まった、

夏とは違い落ち着いた印象の湖を見ることもできます。

プリトヴィツェ湖は上流の湖から下流の湖まで

標高差は133mもあり、

エリアとして上下の2つに分けられています。

1つのエリアの観光で、1日が終わってしまいます。

湖の近くにはホテルもあるため、のんびり観光するのもおすすめです♪

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煌びやかで美しい街 サンクトペテルブルク

サンクトペテルブルグはロシアにあり、

サンクト・ペテルブルク歴史地区と関連建造物群として

世界文化遺産に登録されました。

歴史

1703年にサンクトペテルブルグは新都として開発されました。

ピョートル大帝は西欧の文化を取り入れるため、サンクトペテルブルグとい

近い場所に新都を選び、西欧の美しい文化を取り入れ、

現在はロシアで最も美しい都市と言われています。

サンクトペテルブルグは1713〜1728年の間、

ピョートル大帝(数年後のロシア帝国)の首都でした。

首都がモスクワから移動した理由は、海での貿易が活発化し始めたからです。

モスクワからヨーロッパに近いサンクトペテルブルグへ移動しました。

エルミタージュ美術館

エルミタージュ美術館は世界三大美術館の一つです。

美術館には有名なレオナルド・ダ・ヴィンチやゴッホ、モネなどの

絵が飾ってあります。

美術館はロココ様式で造られており、

外観、内装ともにとても可愛い印象になっています。

外観は水色であり、スッキリと爽やかになっています。

内装はロココ様式のため金色の装飾が多くされており、

花柄の壁紙が可愛らしいです。

美術館なのになぜ、ロココ様式で凝った作りになっているのでしょう?

それはフランスのルーヴル美術館と同じように、

エルミタージュ美術館も元々は王宮として使われていたからです。

1765年にエカテリーナ2世がドイツから美術品を購入し、

徐々に美術品が収集されていきました。

観光の際には美術品はもちろん、館内も一緒に見ると当時の王宮を

楽しめるかもしれませんね♪

血の上の救世主教会

とても驚く名前の教会ですよね?

なぜこの名前なのかというとロシア皇帝アレクサンドル2世が、

暗殺された場所に建てられた教会のようです。

壁にはびっしりと聖書のモザイク画が書かれています。

トパーズやラピスラズリなどの半貴石で装飾されています。

エカテリーナ宮殿

エカテリーナ宮殿はピョートル大帝の妻エカテリーナ1世に贈られた

宮殿を改築したものです。

写真ではわかりにくいですが、とても広い建物です。

領土を次々と拡大し、最強の女帝と名高い

エカテリーナ2世が住んでいました。

エカテリーナ宮殿には『琥珀の間』という

琥珀の総重量6トンという大量の琥珀をふんだんに使った

部屋もあります。

第二次世界大戦中のドイツ侵攻によって、琥珀の間の琥珀は失われました。

2003年に琥珀の修復を行い、その価値は500億円までに昇ると言われています。

他の部屋にも彫刻が飾られています。

この部屋は鏡が装飾されており、とても明るい部屋となっています。

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世界一美しい海岸 アマルフィ海岸

アマルフィ海岸はイタリアにあり、世界文化遺産に登録されており、

世界一美しい海岸と言われています。

ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが愛した妖精が亡くなった時、

世界で最も美しい場所に彼女の亡骸を埋めました。

この海岸は彼女の名前にちなんでアマルフィと名付けました。

古代ローマ帝国崩壊の時にイタリアの人々が

この場所に逃げてきたことが始まりとなります。

その後、アマルフィ共和国として栄え、

当時の人口は7万にも増えていました。

アマルフィ海岸は山の斜面に人々の住宅が並んでいます。

住宅の高さが違い個性のある住宅が見えるため、

赤や白、黄色、ピンクなど様々な色の住宅を見ることができます。

ビタミンカラーの街と美しい海の水色のコントラストが美しいです。

またアマルフィ海岸は温暖な気候により、花が咲き乱れています。

美しい街並みとオリーブやレモン畑の段々畑を見ることができます。

この美しさからイタリアのリゾートして有名になりました。

アマルフィはタイル細工がたくさん売られています。

アマルフィ海岸をモチーフにした海や住宅、自然を絵にしたものが、

多くあります。

また、レモンの産地でもあるため、それを象徴するように

レモンを象った焼き物がたくさん飾られています。

レモンを使ったお菓子やお酒が多くあるのも魅力的である一つです。

アマルフィ海岸のおすすめスポットの中に『エメラルドの洞窟』があります。

1932年に地元の漁師が洞窟を発見しました。

洞窟へはクルーズでもバスでも行けるようです♪

海にある洞窟はボートに乗り換えて洞窟へと進みます。

太陽の陽が差し込むと洞窟内の海がエメラルド色に光っているように見えます。

海が光り輝くのはとても神秘的です。

光の入り方によって、エメラルド〜青に変化するようです。

アマルフィ海岸にはアマルフィ教会があります。

この教会は聖アンデレのために造られ、9世紀頃に建てられました。

教会は修繕を繰り返し、ロマネスク様式、バロック様式、ロココ様式など

様々な様式が混在しています。

地下聖堂には聖アンデレの聖遺物が保管されています。

アマルフィ海岸の観光地は住宅と住宅の間の小道を歩いていきます。

オシャレな店もたくさんあるので、探検のようで楽しそうですね♪

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海の中の家 カサ・バトリョ

カサ・バトリョはスペインにあり、アントニ・ガウディの

作品群の一つとして世界文化遺産に登録されています。

1877年にバトリョという人の家をガウディが1904〜1906年にリフォームしました。

カサは家という意味があり、バトリョの家というそのままの名前です。

外観の飾りやガラスは近くの会社から譲り受けた廃棄物から

できているようです。

廃棄物とは思えないほど、綺麗な造りですね。

カサ・バトリョは海の中の宮殿のように、細部まで美しいでデザインです。

カサ・バトリョのモチーフがなんであるのかはいくつかの説があります。

一つはファサードの石柱が骨に似ており、『骨の家』と呼ばれ方もあります。

もう一つは、光と色から『海底洞窟』をイメージして作られたという説があります。

屋根も魚の鱗のように綺麗に並べられてますし、

外観、内装も海を連想させられます。

こちらの廊下は漆喰で塗られたアーチです。

陽の光が差し込むと、純白の滑らかな曲線が際立ちます。

オレンジ色のライトが当たると、とても暖かい印象になりますね。

壁には植物が植えられるプランターになっています。

オシャレで可愛らしいですね!

プランター

中央のパティオは吹き抜けになっています。

下は薄い水色、上は深い青色となっており、グラデーションになっています。

浮き出ているタイルがオシャレですね♪

ガラスは波を表したようなデザインが取り入れられています。

中央のパティオと雰囲気があっており、海底を想像できます。

屋根は魚の鱗のような形になっています。

鱗も虹色になっており、カラフルな海の世界というイメージです。

外観もガウディの特徴的であるタイルが細かく貼られています。

海をイメージして作られた説からか、タイルは青色が多めに使われていますね。

ガラクタから作られたとは、全然思えません。。。

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ガウディの最高傑作 コロニア・グエル教会

コロニア・グエル教会とはスペインにあり、

アントニ・ガウディの作品群として世界文化遺産に登録されています。

アントニ・ガウディの芸術に虜となったエウゼビ・グエル伯爵が、

ガウディのスポンサーになったことは、グエル公園の時に書きましたね。

グエル伯爵は繊維工場で成功しており、お金持ちでした。

そしてバルセロナにあった繊維工場を田舎に建てようと計画します。

そのためには従業員もそこに住めるようするために病院や学校を建て、

教会はアントニ・ガウディに依頼をしました。

1898年に依頼され、ガウディは芸術の更なる美しさを求めて、

逆さ吊り実験を始め、10年もの歳月が経ちました。

逆さ吊り実験は現在『フニクラ』と呼ばれています。

フニクラはサグラダ・ファミリア、グエル公園、

そしてコロニア・グエル教会に使われました。

ガウディの芸術作品の特徴である、曲線ですね。

フニクラとは複数の網状の紐に錘をつけて支えると、

紐が作る曲線は、上下を返せばそのまま建築物の重さを支える

自然で安定した柱の曲線となると考えました。

ガウディは自然と調和した建造物を作ることが理想でした。

そして植物、動物のモチーフを取り入れるのみではなく、

柱や建造物でさえも、自然の法則を探していきました。

『美しい形は構造的に安定している』という名言があり、

このコロニア・グエル教会の柱は斜めになっていたり、

柱が上から下へ細くなっていますが、

教会は美しいまま、今も建造物としてあり続けています。

そして1908年に逆さ吊り実験が成功したガウディは、

コロニア・グエル教会の着工をしていきます。

6年後にグエル伯爵が亡くなって伯爵の息子も教会の建設には消極的であり、

ガウディはサグラダ・ファミリアの建設に集中するため、

コロニア・グエル教会は未完成のまま工事は終了してしまいます。

コロニア・グエル教会の外観は煉瓦造りとなっています。

ぱっと見はガウディらしくないという感想です。

しかし、天井や内装はカラフルなタイルが使われいます。

窓の形、柱も曲線があり、ガウディらしいですね。

ステンドグラスは花のような丸いガラスであり、

色鮮やかで可愛い印象です!

ガウディの建造物を見ていると、カラフルな世界や海にいるような気分になり、

ガウディのファンになってきました。

いつか絶対にスペインに行ってみたいです!

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空中都市 マチュ・ピチュ

マチュ・ピチュはペルーにあり、周囲には絶滅危惧種の動植物もいるため、

世界複合遺産にマチュ・ピチュ歴史保護区として登録されています。

インカ帝国の首都はペルーのクスコで、1200年頃に国が成り立ちました。

最盛期の15〜16世紀には現在のエクアドル、ボリビア、ペルー、チリの

国土を支配していました。

太陽を崇拝しており、皇帝は太陽の化身とされており、

インカと呼ばれていました。

1533年にスペイン人ピサロによって、国を征服されインカ帝国は滅亡しました。

スペイン軍に存在を気づかれることなく、

マチュ・ピチュは400年間長い眠りにつくことになりました。

1911年にインカ帝国の遺跡マチュ・ピチュはアメリカの冒険家によって発見されました。

マチュ・ピチュは王族や貴族の別荘のような役割を果たしていたと考えられています。

アンデス文明は文字を書く文化がなかったため、

マチュ・ピチュがなぜできたのか未だに謎のままなのです。

そのため、神秘的な構造物として有名なのですね。

遺跡には大きな宮殿や神殿があり、王族と貴族の生活を支える

職員達の住居も見つかっています。

マチュ・ピチュには750人しか入らなかったと推定されています。

マチュ・ピチュは1440年頃に建設され、

インカ帝国滅亡の時まで続いていたとされています。

太陽の神殿

インカ帝国は太陽を崇拝しており、マチュ・ピチュも太陽の観測が行われていました。

マチュ・ピチュの『太陽の神殿』には、窓が2つあり、

東の窓から冬至の朝、南の窓から夏至の朝に太陽が正確に差し込むと言われています。

『インティワタナ』という場所があるのですが、

太陽を繋ぎ止めるという意味があります。

インティワタナはマチュ・ピチュは一番高い場所に置かれており、

石の対角線上を冬至の太陽が通るそうです。

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目の前に広がる虹 レインボーマウンテン

ペルーのクスコにあるビニクンカ山は、2016年に発見されました。

ペルーのアンデス人が近づけないほど複雑な地形であるため、

このレンボーマウンテンも最近発見されました。

レンボーマウンテンは標高5100mにあるため、雪が積もっていました。

しかし、地球温暖化によって雪は溶け始めました。

そして見えたのは、7色の虹がかかった山が見えました。

ビニクンカ山は『虹色の山』という意味の

レインボーマウンテンと呼ばれています。

レインボーマウンテンだけではなく、

近年ペルーでは様々な絶景が発見されています。

レインボーマウンテンは地層に含まれている様々な種類の鉱物が、

地表で剥き出しとなり長い年月を経て、

酸化して鮮やかな色を出しました。

レインボーマウンテンはあのマチュピチュと車で3時間程度の距離にあります。

そのため、観光がしやすくあっという間に人気となりました。

レインボーマウンテンの魅力的なポイントは一ヶ所が虹色ではなく、

周囲の山も色鮮やかであるため、虹色の山々を一望できることだと思います!

人生で一回は行ってみたいスポットですね!

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誇り高い修道士の大聖堂 メテオラ

メテオラはギリシャにあり、高い岩の上に大聖堂があるため

世界文化・自然複合遺産に登録されています。

メテオラとはギリシャ語で『中空に浮かぶ』というメテオロスが語源となっています。

奇岩群とは20〜600mもの巨大な岩が個々で垂直に立っています。

6000万年前頃から海底に堆積した砂岩が隆起してできたものと言われています。

9世紀頃より修道士達は奇岩群の洞窟や裂け目に住み込み、

俗世との関わりを断ち、祈りと瞑想をしていました。

14世紀になり、戦乱を避けて多くの修道士がメテオラに来ました。

その中にアサナシオスという修道士がおり、

大メテオロン修道院を造りました。

14〜16世紀頃に24ヶ所の修道院が建設されました。

現在、修道院として活動を続けているのは6ヶ所だけとなりました。

①大メテオロン修道院(メタモルフォシス修道院)

メテオラ最大の修道院であり、標高616mとなります。

『救世主の変容』という意味があるメタモルフォシスという別名もついてます。

修道院の中にはフレスコ画やイコン(キリスト、聖母マリアの聖画像)があります。

②ヴァルラアム修道院

1541年に大メテオロン修道院の横に建設されました。

こちらも内部にはフレスコ画があります。

③ルサノウ修道院(1950年から女子修道院)

聖女ヴァルヴァラのために建設されました。

聖女ヴァルヴァラとはとても美しい女性で、求婚者から遠ざけるために

実の父親から塔の中に閉じ込められました。

3世紀のローマ帝国ではキリスト教の信仰を禁止しており、

聖女ヴァルヴァラはキリスト信者だったことで、

火で体を焼かれる拷問を受けましたが、

翌朝には傷は癒えました。

その後、剣によって彼女は殉教したと言われています。

④聖ニコラオス修道院

クレタ派のフレスコ画『最後の晩餐』があります。

⑤聖ステファノス修道院(1961年から女子修道院)

聖ハラランボスの聖遺物が置かれています。

⑥聖トリアダ修道院

至聖三者に捧げられた修道院です。

近年、メテオラは観光地となってしまい、

修道士として俗世と離れた理想的な修行ができていないようです。

そのため、修道士の中にはアトス山の修道院へ移つこともあるそうです。

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ガラスの家と呼ばれる アーヘン大聖堂

アーヘン大聖堂はドイツにある、世界文化遺産です。

アーヘン大聖堂は1978年に世界遺産の第一号の12個ある中の一つです。

北ヨーロッパで最も古い大聖堂になります。

786年にカール大帝がアーヘンの宮殿教会を建てました。

814年にカール大帝が亡くなると、その遺体は大聖堂に納められました。

現在でも、遺体は残っています。

そのため『皇帝の大聖堂』と呼ばれています。

外観は薄い青の屋根に、クリーム色の外壁です。

とても爽やかな印象であり、神聖な雰囲気を感じます。

外から見るとステンドグラスが何枚も飾られているのが、よくわかります。

青を基調としたステンドグラスの前には、金色に装飾された

十字架や祭壇が置いてあり、コントラストがなんとも美しいです。

ステンドグラスに囲まれた礼拝堂は『ガラスの家』と呼ばれており、

カール大帝の即位600年を記念して増築されました。

その呼び名に相応しく、太陽の陽が入るときらきらと

礼拝堂内が神々しく照らされます。

しかしとても残念なことにデザインが異なるステンドグラスが何枚か存在します。

それは第二次世界大戦で壊れてしまい、追加されたものが飾られています。

大聖堂の内装は八角形になっています。

中世のキリスト教では8という数字が重要でした。

キリストが十字架にかかったのは宇宙創造では6日でした。

その3日後に復活した日が8日ということです。

キリストの死と復活することになった洗礼の聖堂には

八角形が使用されることとなりました。

そのため、アーヘン大聖堂にも八角形になったのですね。

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世界一美しい広場 グラン・プラス

グラン・プラスはベルギーのブリュッセルにあり、

ブリュッセルのグラン・プラスとして世界文化遺産として登録されています。

『レ・ミゼラブル』の著者であるヴィクトル・マリー・ユーゴーが

世界一美しい広場と言っています。

そんな彼もギルドハウスに住んでいました。

そんな美しい広場ですが、1523年にプロテスタントが

火刑に処された場所でもあります。

グラン・プラスは10世紀ごろよりギルドという同業人組合によって

商業都市として繁栄しました。

グラン・プラスは2年に1度フラワーカーペットがひかれ、

テーマは毎回変わります。

1971年からこのイベントは始まり、人気であったため今も続いています。

ベルギーの特産品であるベゴニアの切り花が並べられ模様を作り出します。

80万本もの様々な色の花が使用され、石畳を彩ります。

またクリスマスシーズンにはクリスマスマーケットが開催されます。

巨大なクリスマスツリーが飾られます。

グラン・プラスは野外コンサートや花屋、チョコレート博物館、美術館、

ビール博物館、高級ショッピングモールなど様々なものがあり、

とても楽しめる観光スポットになっています。

疲れたらカフェでベルギーのチョコレートを食べることもできます。

広場の周りには王の家やギルドハウスがあり、

建物の造りや彫刻を見て雰囲気を楽しめます。

ギルドハウスの上にはそれぞれの職業を表す彫刻がされています。

グラン・プラスならではの名物となっています。

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