世界の建築様式をまとめてみました!

世界には建築様式がたくさんあります。

日本にも昔、寝殿造や書院造りなどあるように海外にも建築様式はあります。

建築様式は文化や宗教、国によって異なり種類が

たくさんあるため、覚えにくいですね💦

今回は建築様式をまとめました!

【ロマネスク様式】

10〜12世紀にかけてヨーロッパ各地にみられます。

修道院や教会で多く使用された建築方法である。

ノマネスク様式は石造りの分厚い壁と多数の小さな窓が特徴的です。

スペイン サンティアゴ・デ・コンポステーラ

1世紀頃にキリスト12使徒のひとり、

聖ヤコブ(スペイン語名:サンティアゴ)の

お墓が約800年かけてサンティアゴ・デ・コンポステーラで

発見されました。

聖ヤコブの遺体を安置するために

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂が

建てられました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂はロマネスク様式で

建築されました。

当時のヨーロッパは異民族や異教徒と戦い続けていたため、

疲れ果てていました。

救いを求めた人達がヨーロッパ各地にロマネスク様式の

教会や大聖堂が建てられることとなりました。

イタリア ピサ大聖堂

【ゴシック様式】

12〜15世紀末期にフランスのパリを中心に、ヨーロッパ各地に影響を与えました。

ゴシック様式は天井の高さとステンドグラスの入った大きな窓が特徴的です。

フランス ノートルダム大聖堂

11〜13世紀頃でヨーロッパの森林が切り開かれ、

農業地を開拓していきました。

食糧の生産増加とともに、人口増加にも繋がりました。

仕事を失った人々は都会へと移り住みますが、

多くの他人と隣り合わせで住むことにストレスがかかっていきます。

こうして大都市の人々を対象に向けて作られたのが、

ゴシック様式の教会、大聖堂です。

ドイツ ケルン大聖堂

【ルネサンス様式】

15〜17世紀初頭にイタリアを中心にヨーロッパ各地に影響を与えました。

ルネサンス様式はシンメトリー(左右対称)とバランス(調和)を

特徴としています。

クーポラ(丸屋根)を取り入れ、シンプルな造りになってます。

フランス ルーヴル美術館

教会や修道院など『神のためのもの』から『民のためのもの』の建築が、

同じではあまりにも恐れ多いという思想が広がりました。

そして民のための建築物として新しい建築様式が考えられたが、

0から考えることは困難であった。

古代ローマの建築様式を使用し、ルネサンス様式が生まれた。

ルネサンスには再生という意味があります。

イタリア ドゥカーレ宮殿

【バロック様式】

16〜18世紀初頭にかけてヨーロッパ各地に広まりました。

彫刻や絵画などが壁に施され、金の装飾が豪華になったのが特徴です。

バチカン市国 サン・ピエトロ大聖堂

宗教改革によって、カトリック教会の弱まった権力を芸術活動で保とうとし、

16世紀末から17世紀初頭にローマで始まりました。

イタリアではすぐにバロック様式は衰退しますが、絶対王政のフランスに

受け継がれ、フランスからかくヨーロッパへ広がりました。

フランス ヴェルサイユ宮殿

キリスト教の伝道とともにスペイン、ポルトガル、フィリピンなどで、

バロック様式の建築が進んだ。

バロックの語源はポルトガル語で『歪んだ真珠』という意味でした。

過剰な装飾に対して嫌悪感があったようですが、徐々に芸術的な建築は

広がっていきました。

イタリア トレヴィの泉

【ロココ様式】

フランスの宮廷を中心にヨーロッパの主に宮廷に広まりました。

後期のバロック様式の名残りです。

曲線を多用し、壁と天井の境目があいまいなのが特徴となってます。

パステルカラーがメインとなり、ゴールドで縁取ることが多いです。

また花柄や天使が描かれることがあります。

ロシア エカテリーナ宮殿

フランスではフランス革命とともにロココ様式の建築は行われなくなり、

徐々にロココ様式は衰退していきました。

ドイツ ヴィースの巡礼教会

どうでしたか? 何となく建築の違いましたね!

最初は教会や大聖堂の建築でしたが、少しずつ大きな権力を見せるため、

宮殿の建築へと変わっていきました。

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アドリア海の女王 ヴェネツィア

ヴェネツィアは『アドリア海の女王』という異名があります。

サン・マルコ寺院はヴェネツィア商人がエジプトのアレクサンドリアから聖マルコの遺体を

持って帰り、祀るために建設されたと言われています。

聖マルコは『マルコによる福音書』の著者ですね!

サンマルコ寺院は白と金と青色で統一されており、とても綺麗ですね✨

サンマルコ寺院の広場は広く、夜もライトアップされているのでとても幻想的ですね!

ナポレオンも『世界一美しい広場』と言ったそうです。

ドゥカーレ宮殿はヴェネツィア共和国だった時の総督邸でした。

また行政も行なっており、刑務所もあったようです。

これほど広いと色々な施設が入っていたんですね!

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水の都 ヴェネツィア

ヴェネツィアはイタリアにある都市で水の都と言われるほど水に囲まれている美しい街です。

世界文化遺産に登録されていますが、それだけではありません。

文化遺産の登録基準を全てみたしています。

全て満たしているのは中華人民共和国の2箇所とヴェネツィアの3箇所しかありません。

それほど美しい街なのですね✨

ヴェネツィアは6、7千年前に氷河が溶けてアドリア海岸に海が広がりました。

徐々に土砂が蓄積し、砂州や潟(ラグーナ)となりました。

ヴェネツィアの起源は蛮族の侵入により、陸地から追われた人々が

ラグーナに逃げ住み着いたことから始まります!

人々の働きで干潟にし、元々は沼地であったが、

人が住めるようになりました。

その後、ヨーロッパ最大の勢力を誇るようになり、各国の商人たちが

行き交う国際都市として発展しました。

政治を動かした貴族たちは、運河沿いに美しい邸宅を建て、

現在のような美しい街並みとなってます。

昔からその美しさを評価されて『ヴェニスの商人』や『ベニスに死す』など

ヴェネツィアを舞台とした様々な小説、映画作品が生み出されています!

このボートに乗って運河を渡り、オシャレな街並みを観光したいですよね✨

運河沿いにはオシャレなカフェがあり、チョコレートやケーキ、コーヒーなどの

お店もあるため、休日にまったりしたいですね♪

また夕方になってくるとお店や電灯の灯りがオレンジ色であり、暗い運河に反射して

とても幻想的な街並みを作り出します!

ヴェネツィアと言われると皆様は何を想像しますか?

きっと運河のあるオシャレな街であったり、仮面を被ったカーニバルなどを

想像するのではないでしょうか?

ヴェネツィアのカーニバルは2022年2月12日〜3月1日に開催されるようです。

毎年開催される期間が違うため、旅行前に調べるのが良さそうですね!

ヴェネツィア・カーニバルは世界3大カーニバルの一つとも言われています。

ブラジル リオのカーニバル、イタリア ヴェネツィア・カーニバル、

トリニダード・トバゴ共和国 トリニダート・カーニバルの3つです。

ヴェネツィア・カーニバルは1162年にアクイレイアの総主教との抗争にヴェネツィアが

勝利したことが始まりです。

人々は勝利を祝い、サン・マルコ広場で踊り始めました。

その時に仮面をつけて性別、階級をわからなくして

平等で自由に楽しむことができるようになりました。

ヴェネツィア・カーニバルは最終日に盛り上がりを見せます。

なので観光に行く際は、最終日に参加すると普段よりもっと楽しめるかもしれませんね💕

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