海の中の家 カサ・バトリョ

カサ・バトリョはスペインにあり、アントニ・ガウディの

作品群の一つとして世界文化遺産に登録されています。

1877年にバトリョという人の家をガウディが1904〜1906年にリフォームしました。

カサは家という意味があり、バトリョの家というそのままの名前です。

外観の飾りやガラスは近くの会社から譲り受けた廃棄物から

できているようです。

廃棄物とは思えないほど、綺麗な造りですね。

カサ・バトリョは海の中の宮殿のように、細部まで美しいでデザインです。

カサ・バトリョのモチーフがなんであるのかはいくつかの説があります。

一つはファサードの石柱が骨に似ており、『骨の家』と呼ばれ方もあります。

もう一つは、光と色から『海底洞窟』をイメージして作られたという説があります。

屋根も魚の鱗のように綺麗に並べられてますし、

外観、内装も海を連想させられます。

こちらの廊下は漆喰で塗られたアーチです。

陽の光が差し込むと、純白の滑らかな曲線が際立ちます。

オレンジ色のライトが当たると、とても暖かい印象になりますね。

壁には植物が植えられるプランターになっています。

オシャレで可愛らしいですね!

プランター

中央のパティオは吹き抜けになっています。

下は薄い水色、上は深い青色となっており、グラデーションになっています。

浮き出ているタイルがオシャレですね♪

ガラスは波を表したようなデザインが取り入れられています。

中央のパティオと雰囲気があっており、海底を想像できます。

屋根は魚の鱗のような形になっています。

鱗も虹色になっており、カラフルな海の世界というイメージです。

外観もガウディの特徴的であるタイルが細かく貼られています。

海をイメージして作られた説からか、タイルは青色が多めに使われていますね。

ガラクタから作られたとは、全然思えません。。。

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ガウディの最高傑作 コロニア・グエル教会

コロニア・グエル教会とはスペインにあり、

アントニ・ガウディの作品群として世界文化遺産に登録されています。

アントニ・ガウディの芸術に虜となったエウゼビ・グエル伯爵が、

ガウディのスポンサーになったことは、グエル公園の時に書きましたね。

グエル伯爵は繊維工場で成功しており、お金持ちでした。

そしてバルセロナにあった繊維工場を田舎に建てようと計画します。

そのためには従業員もそこに住めるようするために病院や学校を建て、

教会はアントニ・ガウディに依頼をしました。

1898年に依頼され、ガウディは芸術の更なる美しさを求めて、

逆さ吊り実験を始め、10年もの歳月が経ちました。

逆さ吊り実験は現在『フニクラ』と呼ばれています。

フニクラはサグラダ・ファミリア、グエル公園、

そしてコロニア・グエル教会に使われました。

ガウディの芸術作品の特徴である、曲線ですね。

フニクラとは複数の網状の紐に錘をつけて支えると、

紐が作る曲線は、上下を返せばそのまま建築物の重さを支える

自然で安定した柱の曲線となると考えました。

ガウディは自然と調和した建造物を作ることが理想でした。

そして植物、動物のモチーフを取り入れるのみではなく、

柱や建造物でさえも、自然の法則を探していきました。

『美しい形は構造的に安定している』という名言があり、

このコロニア・グエル教会の柱は斜めになっていたり、

柱が上から下へ細くなっていますが、

教会は美しいまま、今も建造物としてあり続けています。

そして1908年に逆さ吊り実験が成功したガウディは、

コロニア・グエル教会の着工をしていきます。

6年後にグエル伯爵が亡くなって伯爵の息子も教会の建設には消極的であり、

ガウディはサグラダ・ファミリアの建設に集中するため、

コロニア・グエル教会は未完成のまま工事は終了してしまいます。

コロニア・グエル教会の外観は煉瓦造りとなっています。

ぱっと見はガウディらしくないという感想です。

しかし、天井や内装はカラフルなタイルが使われいます。

窓の形、柱も曲線があり、ガウディらしいですね。

ステンドグラスは花のような丸いガラスであり、

色鮮やかで可愛い印象です!

ガウディの建造物を見ていると、カラフルな世界や海にいるような気分になり、

ガウディのファンになってきました。

いつか絶対にスペインに行ってみたいです!

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ガラスの家と呼ばれる アーヘン大聖堂

アーヘン大聖堂はドイツにある、世界文化遺産です。

アーヘン大聖堂は1978年に世界遺産の第一号の12個ある中の一つです。

北ヨーロッパで最も古い大聖堂になります。

786年にカール大帝がアーヘンの宮殿教会を建てました。

814年にカール大帝が亡くなると、その遺体は大聖堂に納められました。

現在でも、遺体は残っています。

そのため『皇帝の大聖堂』と呼ばれています。

外観は薄い青の屋根に、クリーム色の外壁です。

とても爽やかな印象であり、神聖な雰囲気を感じます。

外から見るとステンドグラスが何枚も飾られているのが、よくわかります。

青を基調としたステンドグラスの前には、金色に装飾された

十字架や祭壇が置いてあり、コントラストがなんとも美しいです。

ステンドグラスに囲まれた礼拝堂は『ガラスの家』と呼ばれており、

カール大帝の即位600年を記念して増築されました。

その呼び名に相応しく、太陽の陽が入るときらきらと

礼拝堂内が神々しく照らされます。

しかしとても残念なことにデザインが異なるステンドグラスが何枚か存在します。

それは第二次世界大戦で壊れてしまい、追加されたものが飾られています。

大聖堂の内装は八角形になっています。

中世のキリスト教では8という数字が重要でした。

キリストが十字架にかかったのは宇宙創造では6日でした。

その3日後に復活した日が8日ということです。

キリストの死と復活することになった洗礼の聖堂には

八角形が使用されることとなりました。

そのため、アーヘン大聖堂にも八角形になったのですね。

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パリの宝石箱と呼ばれた サント・シャペル教会 

サント・シャペル教会はフランスのパリのセーヌ河岸として

世界文化遺産に登録されています。

サント・シャペル教会はステンドグラスでできており、

万華鏡のように美しい教会です。

陽が差したステンドグラスは輝き、神々しさがあります。

1113枚のもステンドグラスが使用されています。

その美しさを認められて当時は『パリの宝石箱』と呼ばれました。

天井は高く、ステンドグラスで飾られており、

ゴシック様式で建設されています。

サント・シャペル教会はルイ9世がキリスト聖遺物を収集し、

祈りを捧げるために建てられた教会です。

聖遺物の中にはキリスト受難の時の荊冠がありました。

荊冠とはキリストが十字架を背負ったときに

被ったイバラの冠のことです。

現在、荊冠はノートルダム大聖堂で大切に保管されています。

教会内を美しく飾るステンドグラスはパリの最古のものと言われています。

当時は文字が読めない人々も多かったのですが、聖書の教えが

ステンドグラスで表されており、人々の理解を助けていました。

ステンドグラスには創世記からキリストの復活まで描かれています。

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世界の建築様式をまとめてみました!

世界には建築様式がたくさんあります。

日本にも昔、寝殿造や書院造りなどあるように海外にも建築様式はあります。

建築様式は文化や宗教、国によって異なり種類が

たくさんあるため、覚えにくいですね💦

今回は建築様式をまとめました!

【ロマネスク様式】

10〜12世紀にかけてヨーロッパ各地にみられます。

修道院や教会で多く使用された建築方法である。

ノマネスク様式は石造りの分厚い壁と多数の小さな窓が特徴的です。

スペイン サンティアゴ・デ・コンポステーラ

1世紀頃にキリスト12使徒のひとり、

聖ヤコブ(スペイン語名:サンティアゴ)の

お墓が約800年かけてサンティアゴ・デ・コンポステーラで

発見されました。

聖ヤコブの遺体を安置するために

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂が

建てられました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂はロマネスク様式で

建築されました。

当時のヨーロッパは異民族や異教徒と戦い続けていたため、

疲れ果てていました。

救いを求めた人達がヨーロッパ各地にロマネスク様式の

教会や大聖堂が建てられることとなりました。

イタリア ピサ大聖堂

【ゴシック様式】

12〜15世紀末期にフランスのパリを中心に、ヨーロッパ各地に影響を与えました。

ゴシック様式は天井の高さとステンドグラスの入った大きな窓が特徴的です。

フランス ノートルダム大聖堂

11〜13世紀頃でヨーロッパの森林が切り開かれ、

農業地を開拓していきました。

食糧の生産増加とともに、人口増加にも繋がりました。

仕事を失った人々は都会へと移り住みますが、

多くの他人と隣り合わせで住むことにストレスがかかっていきます。

こうして大都市の人々を対象に向けて作られたのが、

ゴシック様式の教会、大聖堂です。

ドイツ ケルン大聖堂

【ルネサンス様式】

15〜17世紀初頭にイタリアを中心にヨーロッパ各地に影響を与えました。

ルネサンス様式はシンメトリー(左右対称)とバランス(調和)を

特徴としています。

クーポラ(丸屋根)を取り入れ、シンプルな造りになってます。

フランス ルーヴル美術館

教会や修道院など『神のためのもの』から『民のためのもの』の建築が、

同じではあまりにも恐れ多いという思想が広がりました。

そして民のための建築物として新しい建築様式が考えられたが、

0から考えることは困難であった。

古代ローマの建築様式を使用し、ルネサンス様式が生まれた。

ルネサンスには再生という意味があります。

イタリア ドゥカーレ宮殿

【バロック様式】

16〜18世紀初頭にかけてヨーロッパ各地に広まりました。

彫刻や絵画などが壁に施され、金の装飾が豪華になったのが特徴です。

バチカン市国 サン・ピエトロ大聖堂

宗教改革によって、カトリック教会の弱まった権力を芸術活動で保とうとし、

16世紀末から17世紀初頭にローマで始まりました。

イタリアではすぐにバロック様式は衰退しますが、絶対王政のフランスに

受け継がれ、フランスからかくヨーロッパへ広がりました。

フランス ヴェルサイユ宮殿

キリスト教の伝道とともにスペイン、ポルトガル、フィリピンなどで、

バロック様式の建築が進んだ。

バロックの語源はポルトガル語で『歪んだ真珠』という意味でした。

過剰な装飾に対して嫌悪感があったようですが、徐々に芸術的な建築は

広がっていきました。

イタリア トレヴィの泉

【ロココ様式】

フランスの宮廷を中心にヨーロッパの主に宮廷に広まりました。

後期のバロック様式の名残りです。

曲線を多用し、壁と天井の境目があいまいなのが特徴となってます。

パステルカラーがメインとなり、ゴールドで縁取ることが多いです。

また花柄や天使が描かれることがあります。

ロシア エカテリーナ宮殿

フランスではフランス革命とともにロココ様式の建築は行われなくなり、

徐々にロココ様式は衰退していきました。

ドイツ ヴィースの巡礼教会

どうでしたか? 何となく建築の違いましたね!

最初は教会や大聖堂の建築でしたが、少しずつ大きな権力を見せるため、

宮殿の建築へと変わっていきました。

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世界最大のゴシック建築 ケルン大聖堂

ケルン大聖堂はドイツの大聖堂です。

世界文化遺産として登録されています。

正式名称はザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂というようです。

ケルン大聖堂の一番高いところで157mの高さがあります!

また横幅も奥行きもかなり大きいため、前に立つと大迫力です✨

写真は遠くから出ないと全体が映せませんね😅

遠くから写真を撮っても、どれがケルン大聖堂かわかるくらい立派な建物です!

夜間は白いライトでライトアップされており、お城のように美しいですね💕

大聖堂の中は広いだけあって、奥行きがとてもあります。

ステンドグラスで内装も装飾されおり、とても綺麗ですね!

ケルン大聖堂のステンドグラスは新約聖書を表しており、

まるで絵画のようでとても美しいです✨

ケルン大聖堂は第二次世界大戦で空襲を受けたため、内部が激しく崩壊しました。

その後の修復で、ドイツの画家ゲルハルト・リヒターによって

ステンドグラスの修復が行われました。

修復されたステンドグラスはカラーモザイクのようで、

明るく大聖堂ないを照らしています。

近代的な模様に賛否両論の意見があるようです。

ぜひ行って見てみたいですね!

ケルン大聖堂は世界遺産に登録されていますが、一回危機遺産に登録されたことがあります。

危機遺産とは『危機にさらされている世界遺産』のことです。

ケルン大聖堂は都市の発展とともに周囲に高層建築が建ち、景観が損なわれそうでした。

そのため、ケルン大聖堂の周囲の建築物には高さ制限を設けて、

景観を損なわないようにしました。

そのため、ケルン大聖堂は遠くからでも美しい外観を保っています✨

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カラフルな世界 サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリアはスペインにあります!

サグラダ・ファミリアは世界文化遺産に登録されています。

1882年から未完成で今も工事されていることで有名ですね!

サグラダ・ファミリアが未完成であるのはガウディの頭の中にしか構想がなかったのです。

またガウディの弟子が残したスケッチもスペインの内戦で焼失してしまいました。

そんなサグラダ・ファミリアは2026年に遂に完成予定と言われていましたが、

コロナウイルスの影響でさらに完成時期が遅れるようです😅

完成が伸びたので、未完成の状態と完成した状態を今のうちに観にいきたいですね✨

内装のステンドグラスがとても美しいです。

ステンドグラスは緑や赤、青など色々な色があります。

太陽の光でステンドグラスの色が柱に写り、サグラダ・ファミリア内が

色とりどりに照らされます✨

サグラダ・ファミリアは建築家アントニ・ガウディの作品の一つです。

ガウディはミサに向かう途中で眼鏡を家に忘れ、段差につまずいて転びました。

そして路面電車に轢かれてしまいました。

ガウディは身なりに気を遣わなかったため、浮浪者と間違われて

治療が後回しとなり亡くなりました。

ガウディの遺体は彼の代表作であるサグラダ・ファミリアに埋葬されているそうです。

サグラダ・ファミリアに観光しにいった時にはガウディのお墓に手を合わせたいですね。

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