サンクトペテルブルグはロシアにあり、
サンクト・ペテルブルク歴史地区と関連建造物群として
世界文化遺産に登録されました。
歴史
1703年にサンクトペテルブルグは新都として開発されました。
ピョートル大帝は西欧の文化を取り入れるため、サンクトペテルブルグとい
近い場所に新都を選び、西欧の美しい文化を取り入れ、
現在はロシアで最も美しい都市と言われています。
サンクトペテルブルグは1713〜1728年の間、
ピョートル大帝(数年後のロシア帝国)の首都でした。
首都がモスクワから移動した理由は、海での貿易が活発化し始めたからです。
モスクワからヨーロッパに近いサンクトペテルブルグへ移動しました。
エルミタージュ美術館
エルミタージュ美術館は世界三大美術館の一つです。
美術館には有名なレオナルド・ダ・ヴィンチやゴッホ、モネなどの
絵が飾ってあります。
美術館はロココ様式で造られており、
外観、内装ともにとても可愛い印象になっています。
外観は水色であり、スッキリと爽やかになっています。
内装はロココ様式のため金色の装飾が多くされており、
花柄の壁紙が可愛らしいです。
美術館なのになぜ、ロココ様式で凝った作りになっているのでしょう?
それはフランスのルーヴル美術館と同じように、
エルミタージュ美術館も元々は王宮として使われていたからです。
1765年にエカテリーナ2世がドイツから美術品を購入し、
徐々に美術品が収集されていきました。
観光の際には美術品はもちろん、館内も一緒に見ると当時の王宮を
楽しめるかもしれませんね♪
血の上の救世主教会
とても驚く名前の教会ですよね?
なぜこの名前なのかというとロシア皇帝アレクサンドル2世が、
暗殺された場所に建てられた教会のようです。
壁にはびっしりと聖書のモザイク画が書かれています。
トパーズやラピスラズリなどの半貴石で装飾されています。
エカテリーナ宮殿
エカテリーナ宮殿はピョートル大帝の妻エカテリーナ1世に贈られた
宮殿を改築したものです。
写真ではわかりにくいですが、とても広い建物です。
領土を次々と拡大し、最強の女帝と名高い
エカテリーナ2世が住んでいました。
エカテリーナ宮殿には『琥珀の間』という
琥珀の総重量6トンという大量の琥珀をふんだんに使った
部屋もあります。
第二次世界大戦中のドイツ侵攻によって、琥珀の間の琥珀は失われました。
2003年に琥珀の修復を行い、その価値は500億円までに昇ると言われています。
他の部屋にも彫刻が飾られています。
この部屋は鏡が装飾されており、とても明るい部屋となっています。
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