季節を旅する 黒川温泉

黒川温泉 とは

黒川温泉は九州地方、熊本県にあります。

黒川温泉は徒歩圏内に様々な旅館が並び、

色んな温泉を楽しむことが出来ます。

黒川温泉を普通の温泉だと思ってはいけません。

黒川温泉には他の温泉施設とは違う

とても魅力的なものがたくさんあります。

日本には10種類の泉質があると言われています。

ここ黒川温泉には7種類もの泉質が存在しています。

弱アルカリ性単純泉、弱酸性単純泉、

硫黄泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉・硫黄塩泉、

含鉄泉、酸性泉の7種類です。

温泉ごとによって種類が分かれているので、

ぜひ入りたい泉質があれば確認が必要そうです。

黒川温泉の温泉は露天風呂がメインとなっています。

そのため、植物に囲まれたものが多くなっています。

紅葉や竹など季節によって葉の色を変えるため、

どの季節に行っても楽しめます。

また木のお風呂や岩風呂、洞窟風呂など

他でも絶対入れないような温泉まであるので、

温泉でドキドキするという体験もすることが出来ます。

九州山脈 九重

黒川温泉へは本州から車で向かいました。

高速道路で九州に入ると、色鮮やかな山が見えてきます。

その正体は九州山脈の九重です!

この日は曇りで写真写りも悪いので分かりにくいですが、

とても綺麗な山です⛰

秋には山全体が紅葉して、

とても綺麗な山吹色となります。🍁

新緑の時期には青々しい緑色で

澄み切ったような山へと季節ごとに

様々な表情を見せてくれます。🌱

冬と春限定イベント 幻想的な湯あかり

黒川温泉の一押しイベント、湯あかりです!!

2020年12月19日〜2021年5月30日まで。

2022年12月17日〜2023年4月2日まで。

と冬から秋にかけて行われています。

黒川や近くの木々にまで鞠灯篭が

飾られています。

夕方ごろからライトアップし始め、

柔らかい光はとても心を癒してくれます。

鞠灯篭以外にも竹の筒に模様が入ったものも

風情がありとても綺麗です。

黒川温泉は山の上にある温泉なので、

冬はとても冷えます。

空気もとても住んでいるので、

湯あかりもとても綺麗に見えるのだとか。

黒川温泉の湯あかりを見たい方は

ぜひイベント情報を確認してみてくださいね。

黒川温泉の街並み

黒川は穏やかに流れており、

秋になると色付いたもみじが川を彩ってくれます。

黒川温泉では至る所でもみじを見ることが出来ます。🍁

黒川温泉の旅館は雰囲気作りのためか、

外見が黒または焦茶と比較的暗い色にされていました。

そのため、周りの木々が紅葉すると

鮮やかな色が強調され、

いつもより綺麗な紅葉が見られるような気がしました。

雨上がりに黒川温泉に訪れたので、

もみじが地面に落ちていました。

雨に濡れて透き通った紅葉の上を歩くのも

また風情を感じます。

とても滑りやすいので、歩くときはお気をつけて😊

黒川温泉は標高700mのところにあります。

そのせいか、至る所で囲炉裏を目にします。

囲炉裏で何を煮ているのかは不明ですが、

近づくととても暖かく、

昔ながらの古屋の作りをしているので、

とても気分が落ち着きます。

囲炉裏を囲って紅葉や街並みを見ながら過ごすのもいいですね。

黒川温泉には至る所で、

とうもろこしが干してあります。

黄色やオレンジと建物が暗い色なので、

とても綺麗に見えますね。

黒川温泉は家々で昔、馬や牛を買っていたようです。

現在は動物がいなくなってしまいましたが、

昔からの名残を大切にして

とうもろこしを干す風習だけが残っています。

このような文化をずっと大切に守り続けているのも

素敵ですね。

道の途中には社がありました。

黒川温泉に商店街はなく、

お店や温泉の間隔が少しあいてます。

なので風景を楽しみながら歩くことをお勧めします。

黒川温泉の中心部には地蔵堂があり、

お地蔵さまの首だけ祭られています。

このお地蔵様がいるのは、

古くからの言い伝えがあります。

昔、病を患った父親が瓜を食べたいと言ったため、

息子は瓜を畑に盗みに入りました。

すると地主に見つかってしまい、

息子は首を刎ねられました。

しかし、息子は無傷であり、

近くにお地蔵様の首だけが転がっていたそうです。

お地蔵様は川の美しい所に

移してほしいと息子に頼みました。

息子はお地蔵様に命を守ってもらった

恩もあるため、黒川までお地蔵様を移しました。

黒川の地にお地蔵様を置くと

お地蔵様の下から湯気が出始めました。

その後黒川に温泉が湧きだすようになり、

黒川温泉発祥の地と言われています。

境内には多くの入湯手形が奉納されており、

入湯手形を使った観光客はここに戻して帰る方もいるようです。

入湯手形を購入して、好きな温泉を3ヶ所周ろう!

黒川温泉には入湯手形というものがあります。

入湯手形は風の舎という建物で買うことが出来ます。

入湯手形は木製プレートでできており、

一つ1300円で購入できます。

一つで3つまで温泉に入ることが可能であり、

立ち寄り湯は500〜800円するそうなので、

入湯手形を買った方がお得なんです。

また入湯手形は半年間は有効なので、

余ってもまた来れば使うことができます!

入湯手形は期間で絵柄が変わることがあるため、

お土産に持って置くのもいいかもしれませんね。

風の舎の奥には浴衣のレンタルができるお店があります!

1500円でレンタル可能で高くないので、

借りやすいと思います。

西日本では浴衣を着て、

色んな場所の温泉を巡る文化があります。

旅館内だけでなく、浴衣で外を歩けるので

とても気分が上がります。

黒川温泉 食べ歩き

黒川温泉は街並みや旅館、温泉以外にも

魅力があるんです。

もちろん、食事もとても美味しいのです。

風の舎からほんの少し歩き坂を下った先に

『黒川温泉どら焼き家どらどら』が見えてきました。

綺麗などら焼きです。

お餅に見えますが、実は大福なんです。

食べてみると中から少し甘いクリームが出てきます。

この小豆は北海道の大納言最高級品種『雅』

が使われているそうです。

色んな種類があったのでお好みの味を探してみて下さい♪

旅館によってあったりなかったりしますが、

温泉卵が作られていることがあります。

なんと粋なことをされているんでしょう😆

本物の温泉で作られているところをみると

食べたくなってしまいますね。A

実際に食べてみました。

ずっと茹でられているからでしょうか、

食べた感想は、柔らかいゆで卵でした🥚

街の所々から香ってくる硫黄の匂いと合わさって、

とても美味しく感じました。

白玉っ子という甘味茶屋です。

メニューには種類が豊富であり、

白玉やきな粉餅などがありました!

白玉っ子は量が多く、

モダンかわいいという印象でした!

私はぜんざいと抹茶のセットを選びました😆

お風呂上がりにホッと一休みです。

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