京都は昔、日本の首都であったことから美しい寺院が多くあり、日本の文化が多く残っています。
今回は京都の美しい清水寺と行ったらしたいこと!について紹介していきます。
清水寺の名前の由来
清水寺は、京都市東山区にある仏教寺院です。
日本国内外から多くの観光客が訪れる、京都を代表する寺院の一つです。
清水寺の歴史は、約1,250年前に遡り、平安時代の794年に創建されました。
奈良県で修行していた賢心(後の延鎮)は、夢のお告げで北へ向かい、現在清水寺がある地で金色の水流を見つけます。
これが清水寺の名前の由来となり、現在は音羽の滝として清らかで美しい水が湧いています。
音羽の滝は3筋に分かれており、『金色水』、『延命水』と呼ばれています。
それぞれに学業や恋愛成就、長寿に効果があるとされパワースポットになっており、水を飲むと願いが叶うと言われていることから常に多くの人が列をなしています。
清水寺の魅力
清水寺には、多くの建物がありますが、その中でも最も有名なのは、本堂にある『舞台』です。
本堂の前面に張り出すように広がる舞台は、広く、平成の大修理で張り替えた166枚の桧板の舞台の床面積は約200平方メートルだったようです。
舞台は下に木々が生い茂り、遠くには京都の街並みを眺めることができます。
その景色を求めて多くの人が写真を撮っていますが、舞台が広いため狭いと感じたことはありませんね。
高さ13メートルの柱の上に建てられた舞台からは、寺院内でも最も美しい景色を楽しむことができます。
更に、清水寺には、日本の神道と仏教が融合した建築物である『八幡宮』があり、日本の伝統文化と歴史を感じることができます。
この舞台は実際には、特別な法要などの時に観音様に対して芸能を捧げるための場所です。
この由緒ある寺院は、約1200年の歴史を誇り、世界遺産にも登録されています。
寺院の境内には、本堂や三重塔などの国宝や重要文化財が建ち並んでいます。
清水の舞台から飛び降りるの言葉の通り、昔から願掛けや決意を固めるという意味で、飛び降りる人がいるようです。
さらに、胎内巡りで知られる随求堂に入ることもできます。
本当に光がないため、真っ暗で方向も分からず、中には怖いと話される方もいらっしゃるようです。
しかし、中に入って光る石を触ると願い事が叶うとされており、随求堂に入る人は少なくありません。
清水寺は、季節ごとに異なる美しい景色を見ることができます。
特に、秋の紅葉の時期には、多くの観光客が訪れ、その美しさに魅了されます。
清水寺で必ずしたいこと!
・着物を着て歩きたい!
普段はなかなか着る機会がない着物ですが、京都では着物レンタルできるお店がたくさんあり、着物を着て歩いている人が多くいます。
観光地を着物で回れるのは、特別な経験になります。
写真を撮るときも景色に馴染みやすいので、とても絵になりやすいんです。
一つ気をつけることは、色んな人から遠くから写真を取られやすいので、顔をうつされたくない人には注意が必要です。
清水寺周辺をはじめ、多くの京都観光地に着物レンタルのお店があり、着物の種類も豊富です。
着付けはもちろん、髪型もセットしてくれるので、ぜひあらかじめしてほしい髪型を伝えてみてくださいね。
着物レンタルは制限時間があり、最後は返却するためにお店によらなければなりません。
しかし、京都は魅力的な寺院が点在していて、1日に大移動することも珍しくはありません。
私は予約する時に、自前の浴衣を着付けできるか確認を取り、そこで許可してもらえたのでお店に寄ることなく旅館に帰りました。
髪飾りは雑貨屋でかわいいかんざしを売っていたので、そこで購入しました。
着物を着て観光する機会は滅多にないので、ぜひ京都に行かれた時には着物を着てみてくださいね。
・舞妓体験
舞妓とは、芸妓になる前の修行中の者のことです。
舞妓は、京都を中心に活動しており、文化的な価値がある存在とされています。
舞妓は、美しく着飾り、独特のヘアスタイルを持ち、雅な舞と洗練された言葉遣いで、華やかで上品な雰囲気を醸し出します。
着物を着て京都を散策したい、そんな夢を叶える『舞妓体験』は、訪日外国人からも大人気です。
着物の着付けには専門のスタッフがつき、安心して体験を楽しめます。
舞妓さんになれば写真撮影がメインになるので、清水寺に散策に行くことは残念ながら難しいですね。
京都旅行の思い出作りに、ぜひ舞妓体験をしてみてはいかがでしょうか?
清水寺の周辺のおすすめスポット
京都を代表する観光地として知られる清水寺ですが、周辺にもオシャレで写真映えするスポットが数多くあります。
・八坂庚申堂
八坂庚申堂の本堂にはたくさんのカラフルなお手玉のようなものが結ばれており、『くくり猿』と呼ばれるお守りです。
このお守りは、手足をくくられて身動きできない猿の姿を表しています。
『くくり猿』は、走り回る猿を人間の欲望に例え、手足をくくられた状態は欲望を抑えることを意味しています。
願い事を叶えるためには、欲望を抑えることが必要不可欠であることを示しており、『くくり猿』に願い事を書いて吊るすことで、『一つ欲を我慢することで願い事が一つ叶う』と言われています。
・石塀小路
伝統的な京都の街並みのような小道なのに、入り口が少しハズレにあり見つけにくいため、観光客がほとんどいません。
人通りも少ないので、ゆっくりと写真撮影を楽しむことができますよ。
まとめ
京都の美しい清水寺と行ったらしたいこと!について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
京都は日本の文化を守るため、美しい昔ながらの街並みが守られており着物を着て歩くと、街並みに溶け込むような体験をすることができます。
清水寺はとても景色が良く、紅葉シーズンには燃えるような紅葉と京都の街並みを見渡すことができるため、一度は行きたいですね。
以上、都の美しい清水寺と行ったらしたいこと!でした。