本当に地獄?? 素敵な地獄めぐり 前半

地獄めぐりがある場所はどんなとこ??

地獄めぐりは九州地方 大分県 別府市に

あります。

大分県は湧出量が日本一なんですよ!!

なんと大分県には火山が多数あり、

地下のマグマで温められた

お湯が温泉となって

地表に湧き出しています。

別府市の住宅のお風呂は

温泉なんだとタクシーの人が

話されていました。

家で温泉が入れるなんて

とても羨ましい話です✨

そしてもう一つ別府に行くと驚くことがあります。

それは街全体から至るところで

湯煙が上っていること!!

道の側溝を流れる温泉水から

出ているのです。

湯煙が多く出ている場所には

近づかないように

看板が立っている場所もあります。

湯煙の近くを通ると

ほんのりあったかいのです😳

温泉が至るところで流れているので、

道路を温めて、冬でも街全体が

あったかいのです😍

地獄めぐりとは??

地獄めぐりとは7箇所の地獄

(海、血の池、龍巻、白池、鬼石坊主、鬼山、かまど)

をまわることです。

1000年以上も昔、この土地は

忌み嫌われていました。

噴気、熱泥、熱湯が出続けて

とても危険であり

誰も近づけずにいたからです。

別府が町開発されるにつれて

地獄も一緒に整備されていきました。

1917年から地獄めぐりが始まりました。

地獄めぐり 周り方

7つある地獄はそれぞれ距離があります。

一番おすすめなのは車で行くことですが、

遠方から来られる方や

運転が苦手な方もいらっしゃいますよね。

その場合は、北浜バスセンターと別府駅から

地獄めぐり専用のバスが出ているようです。

ぜひ興味のある方は調べてみてくださいね。

それぞれの地獄では入場料が

必要となってきます。

7つ分まとめて購入した方が、

再々購入する必要がないため、

楽なのと一箇所につき400円のため、

少しお得になります。

海地獄

海地獄はとても大きく、

とても薄く綺麗な水色で

水は透き通っています。

この綺麗な水色の正体は

硫酸鉄が溶けているためです。

湯気が立っており、

とても高温であることが分かります。

なんと約98度のようです。

近づくと少し熱気があります。

火傷防止のため、

手を伸ばしたりしないでくださいね💦

海地獄にはお土産をかえるお店とカフェ、

足湯があります。

お店では地獄蒸し焼きプリンや

温泉卵、極楽饅頭など温泉地ならではの

お菓子を購入することが出来ます♪

地獄温泉焼きプリンを食べてみました!

プリンはやや硬めですが、

シンプルな材料のみで作られているので、

濃厚な味がして美味しかったです♪

鬼石坊主地獄

鬼石坊主地獄は音と見た目が特徴的で

個人的には一番好きな地獄でした😆

公式サイトでは

「灰色の熱泥が沸騰する様子が

坊主頭に似ていることから

鬼石坊主地獄になった」と

書かれてました!

真ん中の丸いところから

泥が吹き出しているのですが、

確かに坊主頭でしょうか?😇

面白いところは泥が噴き出るたびに

ポコポコ音がするんですね!

そして普通はお湯が湧き出てきますが、

熱泥が出ているんです。

湯気はあまり出ていませんが、

なんと99度もあるようですよ!

この地獄は視覚、聴覚で楽しめるとこなんですね〜♪

そして鬼石坊主地獄の奥には

鬼石の湯という温泉施設があります。

家族風呂と男女別の温泉の2種類があります。

檜風呂や岩風呂があり、

とても寛ぐことが出来ます😊

手ぶらで行っても、タオルを

レンタルすることができるので安心ですね。

鬼石坊主地獄にも足湯があります。

白池地獄

白池地獄は乳白色で、

湯気も少なくとても落ち着いた

印象でした。

泉温は95度と先程の2箇所よりやや低めと

なっています。

何箇所か噴出口があり、そこから静かに湯気が立ってます。

白池地獄から湧き出る温泉は

透明ですが、落ちる瞬間に

温度と圧力が下がるため、白色に色が変わるようです。

一大温泉郷開発の礎を築いたと

いわれる一遍上人像がありました。

奥の方には数匹のピラルクが飼われており、

剥製もあり触れるそうです!

ピラルクの剥製は見たことがないので、

貴重な体験になりますね♪

なぜピラルクが白池地獄にいるかというと、

白池地獄以外にも見せ物が必要と考え、

温泉熱を利用して熱帯魚館が作られました。

まさか温泉熱を利用して熱帯魚を、

それも大きいものを飼っているのは

驚きました😅

ピラルク以外にも肉食で有名なピラニアや

ワニのような口をしているアリゲーターガー

など様々な種類がそこにはいました。

血の池地獄

血の池地獄は日本で一番古い

天然の地獄と言われています。

酸化鉄、酸化マグネシウムを

とても多く含んでいるため、

赤い熱泥の池のようです。

池の温度は78度のため、

海地獄のように湯気が立ってなかったです。

赤い熱泥で血のイメージがあり、

地獄を思わせるからでしょうか。

他の地獄にはいなかった鬼が、

(かまど地獄を除く)

血の池地獄にはいるんです。

鬼がいる場所は、

地獄門を通ってから血の池地獄に

来るまでの間の道にいます。

やはり鬼と血は地獄を思わせますね😆

そして血の池地獄では、地獄から天国に行く

体験をすることが出来ます♪

血の池地獄に来た人は

地獄に到着したようです😂

血の池地獄の奥に階段があるので、

登ってみましょう♪

血の池地獄を見渡しながら階段を

登っていくと、薬師如来がいらっしゃいます。

ぜひ手を合わせて極楽浄土へ

行けるようにお願いしましょう😊